2012年問題 その5 超火山イエローストーン

 アメリカ北西部にアイダホ州モンタナ州ワイオミング州にまたがる9000平方キロの広大なイエローストーン国立公園がありますが、その地下には途轍もなく巨大な超火山が脈打っています。超火山は円錐形の火山とは異なりカルデラ(大釜)と呼ばれる地下の大きな陥没で、そこにはマグマ、つまり固形および液化した岩石と非常に引火しやすい火山性ガスの混合物が入っています。イエローストーンカルデラは地下のマグマ溜りのサイズが公園全体の面積に等しいという信じがたいほど巨大なだけでなく、膨大なウラン鉱脈の上にあり、放射性の元素が核崩壊することによって生じる熱が推進力になっていると言われています。因みに、イエローストーン国立公園は1872年に世界で最初の国立公園として指定され、1978年に世界遺産として登録されています。
 イエローストーンは少なくとも100回は大噴火し、小規模な噴火は7万年前まで続いていましたが、超巨大な噴火が200万年前、130万年前、64万年前に起こっています。最後の巨大噴火は相対的に小さいものであったにも拘らず1980年のワシントン州セント・ヘレンズ山噴火の1000倍のマグマが噴出、火山灰の地層はメキシコ湾に達する範囲で確認されています。現在マグマが噴出している場所はないものの地震が活発化していて、この10年間で公園全体が10センチ以上隆起し、公園内の湖の底で高さ30メートル以上、直径600メートル以上の巨大な隆起も確認されていて、地質学的にはこのような変化はまさに激変で、いつ何時噴火してもおかしくない状態かも知れません。超巨大噴火の周期は60万年から70万年ですから、これも2012年問題との関連を暗示します。
 ユタ大学地質学者ロバート・B・スミス氏は噴火力を推定し、1秒当たりで広島型原爆の1000個分、1分当たりでは過去のすべての戦争で使われたすべての暴力的エネルギーの規模に相当するとしています。超巨大噴火は爆発の衝撃だけでなく火山灰が北半球全体で長期にわたり日射を遮り気温を急激に低下させます。地球の年平均気温を6〜10年にわたり10℃下げると推測され、そうなると作物が実らなくなり、計り知れない食糧不足が65億近い世界人口に襲いかかります。更に、イエローストーンが噴火した場合、北半球全体に放射性物質を撒き散らすことでしょう。
 イエローストーンの超巨大噴火に匹敵する規模で起きた最も近い例は、7万4000年前インドネシアのトバ湖で起きた噴火で、このときは当時の世界人口の9割以上が死滅したと推定されています。

【ココのつぶやき】
(4/22撮影) 

♪ 「朝っぱらから」、って言われるけど、やっぱ、これが気持ちいいんです ♪

♪ あれっ、しめしめ、向こうからカノンちゃんたちがくるぞ ♪

♪ わーい、きょうはお孫さんもいっしょなんだ ♪

♪ みんなにかわいがられるのが、うれしいです ♪

♪ いつものように、帆船日本丸よこの芝生にきました ♪

♪ カノンちゃんもこっちにきていっしょに座ったら、なんちゃって ♪

♪ そうそう、こうして並んでね、みてごらん、パグのマルクくんとフレンチブルのアポロくん、いつもいっしょだけど、やっぱ、まっくろだからよく似てるでしょ ♪

♪ もしもし、きみは耳がたってないからパグのマルクくんだよね、くんくん、においの方が確かかも ♪

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