2012年問題 その4 6500万年周期の大量絶滅説

 シカゴ大学生物学者ジャック・セプコスキー氏は何十年間も各地の図書館で化石の発見記録を掘り起こしながら、これらの化石を、遺伝学的によく似ていて交配できる“種”よりひとつ上の分類“属”ごとに分け、過去5億4200万年間の生物の多様性と絶滅の研究を行いました。その結果、およそ300万年の間隔を置いて層に分かれていること、一つの属が登場する最古の層と最新の層を突き止めました。例えば、ジャガーなどのネコ属は恐竜の絶滅期にはまだ現れていないが、蛇は恐竜より昔からいていまも生き延びていることなどです。
 カリフォルニア大学バークリー校物理学者リチャード・マラー氏と大学院生ロバート・ロード氏は、セプコスキーの5億4200万年にわたる化石の記録をコンピューターで解析した結果、大量絶滅が6200万年から6500万年ごとに周期的に起こっていたことを示す信頼に足る確かな証拠を見つけ、2005年、ネイチャー誌に「化石の多様性に見られる周期」と題してその研究結果を発表しました。属の50から90パーセントが6200万年から6500万円ごとに絶滅していたのです。この時間差はセプコスキーが発見した一つの層の期間の300万年に相当します。
 いまから6500万年前に恐竜が絶滅したのはメキシコユカタン半島に衝突した彗星か小惑星が原因とされていますが、彗星や小惑星を覆っている塵の構成物質であるイリジウムが、地球上には微量しか存在しないのに、6500万年前の地層に豊富にあり、ユカタン半島のチクシュルーブ・クレーターには最も厚く堆積していることが衝突説の証拠となっています。
 リチャード・マラーは周期的に彗星や小惑星が地球に衝突する理由について、太陽系の軌道が6200万年から6500万年ごとに銀河系のある領域を通過し、そこは重力が並外れて強く、急激に極端な重力に引き寄せられて彗星や小惑星がシャワーとなって太陽や地球をはじめとするすべての惑星に降り注ぎ衝突するためではないかとの仮説を立てています。
 6500万年周期とすると、恐竜が絶滅して6500万年で、すでに人類の賞味期限がほとんど過ぎていて、2012年に何が起こってもおかしくないことになり、カリフォルニア大学バークリー校の物理学者たちは、99パーセントの確率で、われわれがいま再びそうした巨大惨事を迎える時期にきていると主張しています。
 因みに、1989年3月に、横幅500メートルほどの小惑星1989FCが地球から69万キロ(月までの距離の約1.8倍)まで迫り、地球の軌道上のわずか6時間差で衝突を免れるということがありました。1989FCは、1908年にシベリアのツングースカで数千平方キロを焼き、広島原爆の1000倍の威力をもっていた爆発流星の15倍から20倍の規模でした。もし、1989FCが人口の多い地域に衝突あるいは海洋に落下して津波を起こしていたならば、その結果、引き起こされた破壊は、一瞬にして前世紀の2度の世界大戦のいずれにも劣らないものだったでしょう。横幅1キロを越える物体は50万年に1度は地球に衝突していると推測されています。

【ココのつぶやき】 
(4/21撮影)

♪ ありゃ、山下公園の草地に、花壇のようなものがいっぱいできてるぞ!! ♪

♪ そうだ、これは5月5日こどもの日まである「花壇展」なんだ ♪

♪ これずいぶんカラフルですね ♪


♪ 船やパンダのものもありますよ ♪

♪ 帰りたくないと、すぐにこれがでちゃいます ♪

♪ あれっ、むこうからすごく大きなわんこがやってくるぞ ♪

♪ きみ、メチャ大きいね、でも、なんだ、10ヶ月のややこなんだ! ♪

♪ 「遊び盛りの坊や、おいで」、なんて、おおきくでちゃった ♪


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