福島第一原発事故 − 東京消防庁ハイパーレスキュー隊

 東京消防庁ハイパーレスキュー隊は1995年の阪神淡路大震災の教訓から翌1996年に結成された精鋭部隊で、江戸時代の火消しの伝統を受け継ぐのでしょうか、自衛隊が見送った海水汲み上げによる連続放水を、生命の危険が大きい車外でのホース施設作業と22メートル特殊消防車の時間がかかる設営作業を実行してやり遂げました。ハイパーレスキュー隊は先行した自衛隊による地上放水時の被曝データなどを参考にすることができたし、放水作業については自衛隊よりもプロフェッショナルではありますが、この危機的原発事故を乗り越えることができれば、日本を救ったヒーローになると思います。
 この後、ハイパーレスキュー隊に続き自衛隊も連続放水態勢をとるでしょうし、大阪市の特殊消防部隊も加われば、6基もある使用済み燃料棒プールですが地上からの放水態勢が機能する可能性がでてきました。
 昨日、自衛隊の放水部隊が「政府の指示待ちで」待機中と報道されたのは、東電による電源接続作業を優先したためで、第3次放水を実施しなかったのはハイパーレスキュー隊の作業を優先しての待機であったようです。また、警察庁は18日に機動隊放水車による作業結果の修正を発表し、車内にあった4トンの放水だけでなく貯水池の水40トンも汲み上げ、計44トン放水し、水は3号機の建屋を越えたとのことです。

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