福島第一原発事故 − 即刻、自衛隊の投入を!

 今日のテレビ報道番組で専門家が発言していましたが、いますぐ自衛隊の大量投入を実行するべきと思います。事態が刻一刻と悪化している未曾有の国難に際し、生命の危険が伴うとはいえ官邸は今すぐ国軍投入を決断するべきでないでしょうか。一刻を争う事態です。東電の作業員も文字通り懸命で注水作業などに取り組んでいますが、1号機から4号機、更には5、6号機の対応も必要となると、既に疲労困ぱいの状況で人手が最高度に不足しているのは明らかです。東電の責任で済ませられる段階はとっくに終わっていると思います。
 東電の作業員は150名くらいのようですがその10倍以上の自衛隊員を投入し、厳しい放射線環境下、超短時間交代制で注水作業その他を、燃料棒安定化までやり抜かないといけません。また、もっと能力が大きなポンプ車の手配ができないのでしょうか。もし存在するなら国が提供を命令して即刻配備して欲しいです。炉内の水位がいつまでたっても不十分なままですから。
 震災時休止中であった4号炉の火災は、火災というよりも、鉄筋コンクリート製の壁が吹き飛ぶほどの大爆発だったのです。そこまで大量の水素が発生する状況は使用済み燃料棒冷却プールの厳しい沸騰状態を想像させ、炉壁と格納容器に保護されていない状態だけにこれも非常に危険な事態といえるでしょう。放置すると燃料棒のメルトダウンが始まり放射線大量発生で原発での作業が困難な事態に陥る恐れがあります。3号機の大規模な白煙(水蒸気)は、4号機の冷却プール沸騰と同じ事態が発生していることを想像させます。3号機の建屋が水素爆発で吹き飛んだとき、何処から水素が漏れでたのか不明でしたが、原子炉配管などからの漏洩ではなく使用済み燃料棒冷却プールの厳しい沸騰による燃料棒の露出で大量の水素が発生したのかも知れません。
 一番気がかりなのは2号機格納容器の損傷の可能性です。ここから高濃度の放射線が漏れ出しているのなら、傷口が大きくならないうちに、強力な注水で炉内の燃料棒を完全に水面下に置き完全な冷却状態を維持する必要があるのではないでしょうか。放射線量が高濃度になると注水作業が出来なくなります。

【ココのつぶやき】

♪ もしできることなら、ボクが注水作業を志願したいです ♪


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