横浜開港資料館 − au jardin de Perry(ペリーの庭で)

 日本大通の神奈川県庁分庁舎前の歩道に横浜三塔が同時に見られるビュースポットがありますが、向かってその左隣に横浜開港資料館の裏口があり、その前にカフェのメニュースタンドが立てられています。そのカフェは「au jardin de Perry(ペリーの庭で)」という粋な名のお店で、裏口から入ると旧英国領事館であった旧館脇の庭を通り開港広場に通じますが、その広場と庭に面した一角にあります。屋外のテーブルもありわんこもOKです。
 開港広場は、まさに江戸幕府とペリー提督(正確には海軍代将)との間で1854年に日米和親条約が調印された場所です。1853年7月8日、ペリーはアメリカ合衆国東インド艦隊の艦艇4隻を率いて横須賀市浦賀沖に現れ(いわゆる「黒船来航」)、合衆国大統領の国書を江戸幕府にわたし開国を迫ります。幕府は1年間の猶予を取り付けましたが、翌1854年2月、ペリーは半年で再び浦賀に来航し9隻の黒船を率いて幕府を焦らせ、その結果、3月31日に日米和親条約が締結され、第3代将軍家光以来200年続いた鎖国が終わります。
 横浜開港資料館の中庭にあるタブノキは「たまくすの木」と呼ばれ、横浜が小さな漁村であったころからこの地にあり、1854年のペリー来航時、艦隊に随行してきたドイツ生まれの画家ハイネが描いた『横浜上陸』や『水神の祠』などにその姿を見ることができますが、1866年の大火で樹形が変わるほど焼失、しかし、「たまくす」は英国領事館となったその庭で新たな芽をふき、明治・大正を通じて名木に成長します。そして、関東大震災で再び大きな被害を受けますが生命は絶えることなく、英国領事館が再建されるに先立ち敷地内で10メートル移植されたあともたくましく生き続け、横浜開港のシンボルツリーとなっています。一昨年に開催された開国・開港Y150のマスコットキャラクター「たねまる」はたまくすの木の精霊で、上半身は芽を出した種子、下半身は船をモチーフにしています。因みに、この「たまくすの木」は閉館時でも海岸通りから見ることができます(写真)。

【ココのつぶやき】

♪ 「神奈川県庁の日本大通分庁舎」のとなりに、なんだかおいしそうなメニュースタンドがあるぞ、ちょっと、なかにはいってみようかな ♪

♪ 「横浜開港資料館」のきゅうかんよこをとおりぬけると、「開港広場」にでますが、そのてまえにカフェがありました ♪

♪ 「au jardin de Perry(ペリーの庭で)」っていうんだ、カッコイイなまえ、そとのテーブルもあるからわんこOKだね ♪

♪ でも、カフェはグーツでというので、ちょっとガッカリだったのですが、ジーコくんがえがおできてくれました ♪

♪ ジーコくん、ちっちゃいけど、6がつうまれで2さいだと、ボクより4かげつおにいさんなんだね ♪

♪ あっ、いけない、ちっちゃいなんていったから、ジーコくんいっちゃった ♪
♪ ジーコくん!そんなことないよ、いっしょにあそぼ ♪


♪ へへっ、ボクたちなかよだもんね ♪

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