横浜旧市街の三塔物語 − 最終章、願いが叶うという都市伝説

　キング、クイーン、ジャックの三塔を同時に見ることができるビュースポットが、ありそうで知らないとなかなか見つからないのですが、３箇所あるとされています。その３箇所のビュースポットすべてを巡り三塔を眺めると願いが叶うという伝説があるのです。因みに、一番大きなのはその名のとおりキングの塔ですが、一番高いのは既述のようにクイーンの塔で５１メートル、キングの塔４９メートル、ジャックの塔３６メートルです。現在では周辺に、地上８３メートルの展望ホールがある巨大な神奈川県警察本部庁舎をはじめ、横浜プレスセンター、神奈川県庁新庁舎など高いビルが立ち並んでいます。
　ビュースポットの一つはキングの塔正門の真ん前、日本大通を挟んで反対側の分庁舎前の歩道にそれを表示する半円形のプレートが埋め込まれています。分庁舎に向かって右隣は土日もオープンのみなと郵便局、左隣は横浜開港資料館の裏口です。残念ながらワイドレンズでないとこの位置からは三塔全部を１枚の写真に撮るのは困難です。もちろん、肉眼でははっきり見えますが。もう一つのビュースポットは赤煉瓦パークの赤煉瓦倉庫１号館から象の鼻パークの「象の鼻」そのものの方向へ岸壁の端まで進んだところに正方形を４５度に傾けてプレートが埋め込まれています。そして、もう一つは大桟橋のウッドデッキを先端近くまで登り切って少し戻る背型の端に白く三塔のイメージと足型がプリントされたビュースポットがあります。ただし、大桟橋のウッドデッキは三塔から相当離れているのでそのビュースポットでなくてもかなり広い範囲で三塔が同時に見ることができます。
　都市伝説に水を差すようですが、今日、うちのココと横浜三塔が同時に見える第４のビュースポットを発見しました。もちろん、プレートやしるしはありません。それは、象の鼻カフェの前方辺りです。象の鼻パークは横浜開港１５０周年にあたる一昨年６月に開園したばかりで三塔物語の都市伝説が生まれたときにはまだ存在しなかったからでしょう。
　横浜観光コンベンションビュローは２００７年以降、３月１０日を三塔の語呂合わせで「横浜三塔の日」と定めて様々なイベントを開催しています。

【ココのつぶやき】

♪　はーい、ココです、きょうは「横浜三塔が同時にみえるビュースポット」をガイドしますよ、ボクもねがいごとをかなえないと　♪

♪　さきほどからみえてますこのプレート、「キングの塔正門」むかえの「分庁舎」のまえにあります　♪
♪　このいちがいちばんちかいので、ならんだ「三塔」はくりょくありますが、ワイドレンズでないと、１まいのしゃしんに、なかなかおさまりません　♪

♪　ふたつめは、「赤煉瓦パーク」の「象の鼻」よりのがんぺきのかどっこにあります、こんなせいほうけいのプレートです　♪

♪　ここからは、めではよくみえますが、しゃしんではちいさくしかうつらないですね　♪

♪　プレートはこんなかんじですよ、しかくいきゅうけいしせつのちかくです　♪

♪　はーい、「大桟橋」のウッドデッキのさきまできました、ここからはもっとちいさくしかみえません　♪

♪　ウッドデッキのうえのしるし（マーク）はこんなですが、すこしはがれてます　♪

♪　みなとみらいのほうがくをみてもすばらしいビューですよ　♪

♪　「大桟橋」では、なぜかいろんなひとたちに、てんきがよくて、きもちがいいからかな、いっぱいかわいがられちゃいました、これはいちれいです　♪

♪　となると、やっぱ、きょうも、だだっこがでちゃいますよね、かえりたくないもん　♪

♪　ここわかりますか、「象の鼻カフェ」のまえのひろばですが、このいちからも「三塔」どうじにみえること、はっけんしたんですよ　♪

♪　「象の鼻カフェ」からみて、ボクのうしろに「象の鼻」がみえますね、このいちです、すごいはっけんでしょ！！　ここには、いつもきているのですが　♪

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