マドリッドのレティロ公園
マドリッドの銀座通りというべきcalle del Serrano(カジェ・デル・セラーノ、セラーノ通り)の起点、とはいえ大きい番号から小さい番号への片側通行なので車で行くと通りの終点ですが、その向こう側に敷地面積118ヘクタールもある大公園レティロが広がります。ロンドンのハイドパーク、ニューヨークのセントラルパークに相当する素晴らしい公園です。
そのレティロ公園の中にpaseo de la Argentina(パセオ・デ・ラ・アルヘンティーナ、アルゼンチン通り)、通称paseo de las estatuas(パセオ・デ・ラス・エスタトゥアス、彫像通り)というのがあり、それは、スペインの歴史をちょっとかじると耳にする、西ゴート王国時代から始まりレオン王国、カスティージャ王国やアラゴン王国などで登場する王たちの彫像が並べられた落ち着いた雰囲気の一画で、私はレティロ公園のなかでも一番好きなところでした。ただ、これらの彫像は元々フェルナンド6世のとき、建設中のマドリッドの王宮(palacio real、パラシオ・レアール)用に作られた歴代王・女王の彫像の一部でしたが、フェルナンド6世の異母弟でその後継者の、そしてマドリッドの王宮の最初の居住者となったカルロス3世(在位:1759年−1788年)の、その一声でレティロ公園、オリエンテ広場、サバティーニ・ガーデンなどへ分散移設されたという経緯があります。衰退したスペインを象徴するように思えてなりません。
【ココのつぶやき】
冬至というのに雨上がりの昼下がりは暖かな日差しがいっぱい、ココは大好きな日本大通りから散策を始めましたが.....
♪ こんないいてんきのごごは、やっぱ、にほんおどおりのグーツにかぎりますねん ♪
♪ けんちょうでは、EVどうにゅうしきやってましたよ ♪
♪ きょうも、おおさんばしに「飛鳥II」がきてますね、またか ♪
♪ なんちゃってたら、きゅうにおばさんたちが、こちょこちょを!! ♪
♪ そして、やましたこうえんでは、ボクも、また、これがでちゃいました ♪
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